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2010年12月27日

みかんの森 みんなの森

杉山裕子です。
いよいよ今年もカウントダウンです。
忙しい日々ですが、駅までの行き帰りに、必ず深呼吸して通る場所があります。

武蔵野の雑木林をそのまま残したような「みんなの森」。
調布の東のはじ、緑ヶ丘小学校の近くにあります。
ちょっとだけ探検気分を味わえる、遊具のない、貴重な公園です。

公園の向かい側に住んでいらっしゃる世界的バイオリン製作者の陳さんが、
毎日、まめに、きれいに手入れをしている花壇。

春は木々が一斉に芽吹く様子が美しく、
夏は濃くなった緑がうっそうとして、せみしぐれ。ひぐらしもなきます。
冬は、葉が落ちてカランとしていますが、そこに、ひときわ華やかに立つのがみかんの木。
つやつやした緑の葉に、黄色いみかんがたわわになっています。
雪の日、夜中にこっそり様子を見に行くと、まるで絵本のなかのように幻想的な森にかわります。

ふだんはあまり陽が入らなくて、見通しが悪いので、
子どもだけで遊ばせるのはちょっと躊躇してしまいますが、
陳さんの手入れのおかげで、大人の目が行き届いている雰囲気が出ていて、安心感があります。

季節ごとに、シャッターを切りたくなる場所のひとつ。
今年の冬の記録を残しておきます。



  


  • Posted by 調布アットホーム  at 10:00Comments(0)事務局のひとりごと