打ち水大作戦

調布アットホーム

2011年07月02日 09:35

菅野です。久しぶりに投稿します。

いよいよ昨日から7月に入りました。
今年の夏のテーマは何と言っても「節電の夏」ですね。
15%節電のため、サマータイムを実施したり、工場を土日操業にしたりと、様々な取り組みが始まっています。
私たち個人の家庭でも、冷房の設定温度を高めにするとか、扇風機を使うとか、やれることはやっていると思います。

一番大事なのは、ピーク時の電力使用量が供給量を上まらないようにすることです。
ピーク時は12時から15時頃までですが、その時間帯でいかに消費量を抑えるかです。

皆さんもご存じだと思いますが、2003年から「打ち水大作戦」という社会実験がスタートし、毎年約600万人もの人が7月下旬から8月下旬まで参加しています。

狩野学・手計太一・木内豪・榊茂之・山田正「打ち水の効果に関する社会実験と数値計算を用いた検証」(水工学論文集,第48巻,pp.193-198,2004)によれば、東京都23区内の散水可能な面積約265k㎡に散水を行うことによって、最大で2~2.5℃程度、正午の気温が低下すると予測されているそうです。

もちろん今年も行われますので、その概要をご紹介します。
私も、自宅の風呂の残り湯などを利用して打ち水をしようと思います。





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