たまりば

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2012年01月18日

ダーツにあつくなる大人たち




事務局のすぎやまです。

15日は、コワーキングスペース「moon37W」
CBのタネを見つける「ワールドカフェ」を開催しました。

この日のテーマは
「身寄りのない子どもたちをいかに社会でささえるか」。


う~ん。
むずかしー。

なぜ、こんなカタイテーマで話そうということになったかというと
それは、ダーツ&ダイニング「moon37」のオーナー川向さんが
児童養護施設にいる子どもたちに
ダーツの楽しみを教えたいという思いを
持っているのだと知ったからなのです。

集まったのは7人でしたので、
ワールドカフェ形式にこだわらず、
ソファーでテーブルを囲み、
自由に語り合うことにしました。


その前に、まずはダーツ体験だ!
ということで、2人ずつチームになって1ゲーム。
川向さんに基本ルールやダーツを投げるコツを
教えてもらっているうちに、
すっかり遠慮がとれて
アツクなる大人たちです。

川向さんが言うには、
身寄りのない子たちは
児童養護施設を出るといきなり一人になるそうです。
高校に通わない子は中学卒業で、
高校に通う子も18歳までで施設の生活はおわり。

それまでは毎日の清掃や
門限(川向さんのころは5時だったそう)などのきまりで、
規則正しく安全な生活こそできますが、
社会人として自立するための教育というところまでは
手が回らないのが現実だそうです。

専門性や待遇・配置、定着率など
さまざまな理由があって運営側も精いっぱいなのでしょうが、
ある年齢になれば否応なく社会に出るこどもたち。

社会人としての礼儀や自覚、
冠婚葬祭のマナーなど
ひとつひとつは些細なことかもしれませんが、
そのどれも寄り添って考え、教えてくれる存在が
いなくなってしまうケースが多いようです。

児童養護施設の子どもを教育する心づもりで雇う企業もありますが、
子どものほうに仕事を選ぶ余地は少なくなります。

ほかの夢をもって、社会に出ようとする子たちは、
施設出身であることを隠し、
それまでの付き合いを断って生活していくのだそうです。

川向さんもそのひとり。
手探りではじめた飲食業でダーツと出合いました。

客を得るために導入したダーツですが、
実は川向さんの理解者を増やし、
人脈を広げることに大きく役立ったそうなのです。

なぜか。
それは、ダーツという競技の特性にあるようです。

その日居合わせた人と自由に競技できる交流型であること。
一定のマナーにのっとって行われる紳士的スポーツであること。
技術、精神力のほか戦略が必要な知的スポーツであること。
いったんダーツ場に入ると、みながあだ名で呼び合い、匿名性があること。


バックグラウンドを問わず、
競技を通して純粋に人と人との交流が生まれやすいのが
ダーツなのだそうです。

昼間は使われずにあいているダーツマシンがあるのだから、
施設の子どもたちにダーツのおもしろさを教え、
うまくなってほしい。

そうすれば、大人の社交場に出ていっても
臆せずコミュニケーションをとることができる。

決して雄弁ではない川向さんなので
いろいろ質問してみて、そんなふうにおもっているということが理解できました。


何より、川向さんというアニキの目の届くところにいてくれれば
きっと、何かと相談にのってやれるわけですものね。


集まったみなさんからは、
その思いを理解してもらいやすい発信方法についてなど
さまざまな意見が出ましたが、
もうちょっと話したいなぁというところで時間切れ。

競技としてのダーツの魅力が伝わり
ダーツをする健全(そうな?)環境が整えば
子どもたちがスポーツとしてダーツに親しむ
チャンスがあるかもしれません。

(すぎやまゆうこ)



  


  • Posted by 調布アットホーム  at 17:55Comments(0)ワールドカフェ@調布

    2012年01月18日

    ゆるやかにホンキではたらくこと 市川さんの挑戦

    事務局 すぎやまです。

    新年最初のアットホームカフェは、
    市川望美さんに来ていただきました。

    そのおはなしに感動した、代表石原ブログはこちら


    市川さんは、“cococi” Coworking Spaceを運営なさっていますが、これをつくることが事業立ち上げの目的ではありませんでした。
    実現したいのは「みらいにおけるあたりまえのはたらきかた」だと言います。

    育児中の女性が『はたらく』スタイルはまだまだ多様とは言い難いです。
    子育てしながらでも続けられる「ゆるやかさ」と
    キャリアを生かした「ホンキ」の仕事。
    このバランスよい両立が目指すところです。

    そのためには、なんといったって、住まいのちかくではたらきたい。
    震災後は特にその気持ちを強く持つ人がいるのではないでしょうか。

    働き先がないなら、仕事をつくればイイ!
    この発想は、多摩CB界隈で活躍する女性に共通するところですね。
    「なんとかして」とだれかに訴えるという手段もあるわけですが、
    ないなら、つくる。
    シンプルで、潔いですね。

    いったん育児で仕事を離れてしまうと
    次はレジか営業もしくは
    何かしらの資格を身につけてフリーで仕事を・・・と考えがちですが、
    育児中の女性の多くは、一般事務の経験者。

    この能力をそのまま生かすしくみを考えていらっしゃいます。
    それが「セタガヤ庶務部」だそうです。

    子育て中は一人がしごとのために割ける時間は細切れなので、
    何人かのチームで補い合うことや
    クラウドサービスを使いこなすことで
    責任ある仕事を遂行するというイメージだそうです。

    『まちのお仕事』に携わるCBな人たちとの連携で
    新しい世界が開けるように思います。

    (すぎやまゆうこ)







    「ゆるやかだけど、ホンキ」
    の実現を目指す市川さん。

    コミュニティビジネスを立ち上げようと考えたわけではないけれど
    IT企業勤務9年の経験と育児中のNPO活動を通じて
    働き方についてみつめ、実践してきて「自然にここにたどり着いた」のだそうです。





    お菓子は新年にふさわしく七福神あられ。
    メンバーの山川さんが、夜の会合はでられないというのに、
    毎回すてきにアレンジして持ってきてくださいます。






    懇親会は、調布アイランドが仕入れた島の食材をつかった料理を出すスタボンさんで。
    大前さんが商店街の方々を連れて来てくださり、合流。
    まちの活性化について、話がつきません。




    「調布アイランド」チームが島から飛行機で運んだ
    朝採れアシタバを天ぷらに。
    葉がやわらか~くて、えぐみもほんのり、オトナの天ぷらです。




    スタボン店内とあしたばの写真は、カフェにこの日はじめて来てくださったOさん撮影のものです。
    すてきな写真をありがとーございます!

    (すぎやまゆうこ)












      


  • Posted by 調布アットホーム  at 10:00Comments(0)アットホームカフェ レポート