たまりば

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2011年07月23日

トカイナカなまちづくり

調布の魅力ってなんですか?
魅力を生かすまちづくりについて


代表・石原靖之です。7月17日に「調布の魅力を生かすまちづくり」
ついて第1回目の「ワールドカフェ@調布」を開催し、一般市民が集まって
語り合う場を持ちました。そこで出た調布の魅力で、多くの魅力を集約する
言葉が「トカイナカ」という言葉でした。

新宿まで電車で約15分。調布駅前にほどほどの「街機能」がある。
新住民が調布に住む理由のいちばんはこの地勢的な利便性であることは、
説明するまでもありません。

では、「トカイナカ」とはなにか。

実は都会的なものは地理的条件であり、これ以上、調布が
郊外に移動したりするということはありあせん。ということは、
実は「トカイナカなまちづくり」とは、今まだなんとなく残っている、
23区よりは、
1、人間関係があり、
2、人情もあり、
3、人間味があり、
4、緑があり、
5、畑も残り、
6、街への愛着があり、
7、ところどころには蔵も残っていて、
8、駅前には個人商店があり、
9、こだわりの個人経営の飲食店があり、
10、商店街がまだあること、つまりは
田舎的なもの」という言葉に内包させるものをを残すこと
ではないでしょうか?

これ以上、都会にならなくていい。それより自分たちの生活スタイルや
日々の過ごし方、コミュニティ、生活のスペースを守ろうという
社会の流れがそこにあるのかもしれません。
まだ残っているうちに、壊してしまう前に、なくってしまう前に、
方向転換しようということなのかもしれません。

かといって本当に「田舎」になってしまうのも困ります。
ほどほどに「都会」、ほどほどに「田舎」。
活気もあるけど、コミュニティがないのもイヤ。
自然豊かだけど、先端のものも欲しい。
そんな欲張りなまちづくりができるのも調布ならではなのかもしれません。

調布アットホームもそんな両方の取り組みをやれれば理想です。
その両方のことを推し進め、絶妙のバランスがとれている街
に調布がなればいいですね。調布アットホームは、そんな
住んでいて楽しく、豊かで、安心して暮らせるまちづくり
を推進したいと思っています。  


  • Posted by 調布アットホーム  at 17:27Comments(1)代表日記