たまりば

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2010年05月21日

団地の高齢化問題に取り組んだチャンプルーの会


全国各地の団地で顕在化している「高齢化問題」。これも住民の
取り組み方によっては解決の方法がないわけでもありません。

10年前、「やっぱり歳をとっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けたいよね。近に『私』のことを気にかけてくれる人がいれば安心できるよね」との思いで主婦3人が設立したNPO法人高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会活動が花開いています。

 

地元野菜を使って安全・安心で栄養も考え、
利用者の体調にも
合わせた食事の提供をと
近くの商店街の空き店舗に開いた
・「レストランサラ」の活動からはじまり、
・お弁当配達、
・毎週木曜
日のティータイムに行う「サラおしゃべり会」、
・ギャラリーサラ、
・サラ祭り、
・サラ農園、
・その隣の空き店舗を使った「ひろばサラ」、
・親子の居場所「にじのたまご」、
・9つのコースのある「ひろばサ
ラ」のカルチャー教室、
・さらにはデイサービスサラ、
・企業研修など
を受け入れる研修プログラム、
・ガイド付きで食事・記念品・活動
を紹介した書籍付きで
5000円の見学プログラムも用意するなど、

多くの雇用も生み、思いつく限りの展開をメンバーで会議を重ね作り上げてこられました。今ではこの小さな小さなレストランを目指して観光バスを仕立てて見学に来る団体もいるそうです。

 

近くに“私”のことを気にかけてくれる人がいれば安心できるよね――こんな動きをあなたの街でも。サラさんがあるのは立川市のけやき団地。サラさんの存在意義は大きいですよね。

 

サラさんのブログ「サラ好日」

  


  • Posted by 調布アットホーム  at 23:08Comments(0)代表日記

    2010年05月20日

    がんばれ! オーバー60’s!

     昨年末、団塊世代を中心とした「オーバー60’s!」を対象に、多摩セカンドライフ大満足事典という本を出版しました。

     

    この中で多摩大学の松本先生が語っておられた話が印象的でした。

    「セカンドライフ」は、充実の人生を歩むために趣味もいいけど、一方で、「いきがいワーク」も大切だというのです。

     


    「セカンドライフ」は「個」の想い、達成感、感動など内面の

    充実を優先することが大事。仕事も「生き甲斐」を得るものとして

    考えたいといいます。

     

    そのためには「自分のやりたいこと」と、「人に求められること」、

    「自分のできること」のバランスが大切だそうです。この3つが

    うまく調和すれば大きな達成感や充足感が味わえるそうです。
    これこそセカンドライフの醍醐味だというのです。

    (同著47ページ)。

     

    オーバー60’s!のみなさん、地域にはやることがいっぱいあります。あなたのチカラを求めている人がたくさんいます。

    どうぞ地域へ一歩足を踏み出してみてください。

     

      


  • Posted by 調布アットホーム  at 00:15Comments(0)代表日記

    2010年05月19日

    未知の組織と運営法を創る産みの苦しみと楽しみ3

    ※副代表のこの3つ前のブログの記事中にある「こなきじじい」をやっているのが
     「代表」であるというひどい「都市伝説」が流れていますが、それは間違いです。
     私は、まだそこまでは禿げてはいません!               ~代表~

    前「代表日記」からつづく

    月に数回の2時間程度のミーティング(「アットホームカフェ」と呼んで
    います)で、その想いを集約し、共有する。そのスキルを学ぶ。
    その「アットフォームカフェ」と、メンバーをつなぐ連絡網「メーリングリスト」で、
    メンバー全員に「参加意識」と、「主体者意識」をもってもらう。そして、
    「企業」や「行政」などと話あったり、交渉する「スキル」と「人間性」を醸成する

    それらの元となる「組織形態」や「運営方法」を今、「市民の手」で作り上げよう
    としているのです。
    直接参考になる「モデル」はないといえます。あらゆることを
    想定しながら「理想の組織」と「運営法」を構築しようと日々議論しているのです。

    この「『未知の組織と運営法を創る産みの苦しみと楽しみ』は、きっとあとから
    続くであろう、
    『ほかの地域』で『市民の手』で同様の取り組みをはじめようとする人たちには
    必ず参考になるはずだ」。
    そう思ってはしょらず、妥協せず、「理想の組織」づくりに挑戦しています。

    できる限り、その課程をこの「代表日記」に掲載していきたいと思います。
    「調布アットホーム」がどういう課程をたどるのか。どうぞご期待ください。
                                      このテーマ 完)  


  • Posted by 調布アットホーム  at 11:31Comments(3)代表日記